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〜雲の発生とMETARのデータ〜
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空港で雲の観察・観測をする時にMETARのデータをみるようにしてます。
気象庁の職員と雲形の見解が一致するときや、そうでないときもあり勉強になっています。
ここでは雲の写真とその時のMETARを載せてみました。(雲量・雲形・高度は違う色にしてあります)



でもね、どうしてもこれはどう見ても層積雲なのにMETARでは高積雲になっていて、
「観測員〜見解求む!!」みたいになるときもある(笑)

高度の高い層積雲は高積雲ってなってるときあるし、
高度の低い高積雲は層積雲ってなってるときもあるし、
さらに観測員によってまちまちなんだけど、
まあ、パイロットからみれば層状雲だし、そんな大したことないかもしれない。。(笑)












2017.3/11 10:35JSTころ
jttjtt
RJTT 110130Z 02012KT 340V060 9999 FEW030 SCT070 09/M03
Q1019 NOSIG RMK 1CU030 4AC070 A3009

1/8の積雲3000ft 4/8の高積雲7000ft)

今日はきれいな高積雲のレンズ雲が出てました!
よくみると山の方から「段々」になっている大きな波状雲になっていたので
山岳波っぽくなっているんじゃないかと衛星雲画像
みてみたら
山側に出た雲が東に流れてくる過程で波状雲になった感じなので山岳波が発生していたのかも。

気象庁リアルタイムひまわり8号画像から10:30
h8
神奈川県から千葉県にかけて波状雲が見えるね。
時間を追ってみてみると西風に乗って山に発生した雲が広がってきていました。


悪天予想図とかでは山岳波は予想されてなかったから、「脅威となるような」現象じゃないものかもしれないね。
こういうふうに単発で出てたりとかするからやっぱり雲の形って侮れないと思う。

風の流れをみてみると、最初この雲は関東地方に現れる寒候期特有の南海上での風のシアーラインによるもの
だと思ったけど、まあ多少それもあるけど、
なにやらもうひとつの風の流れとして関東平野からの北風が伊豆半島を
回り込んで山側に雲を発生させたっぽい雰囲気。

それが上空の西風に流されて山岳波っぽく波状雲になったと思われます。
関東北部にまで雲が広がらなかったのは、北部は上空の北西寄りの風が吹いていたっていうのもあるかもね。

雲の端は波状雲やレンズ雲になることも多いです。
波状雲は面白くて、大きな波の中に小さな波が含まれていることがあるんだけど、
今日のはそんな感じで久々にきれいな雲みれて満足(笑)













2017.1/21 11:30JSTころ
rjtt01rjtt02rjtt03
RJTT 210230Z 35020KT 9999 FEW035 10/M01
Q1015 TEMPO 34022G32KT

1/8の3500ft

今日も風強かった!!またしてもヨロけながら撮影。
そしてそして。空の色と積雲がきれいでしたー!

山側の積雲は降水雲も伴っていて、富士山には積雲の陰が山肌に見えてとっても幻想的でした♪
タワー側の北東方面では積雲がきれいに並んでるのを確認。
風強いと放射状に並んだり積雲の雲底が波状に並んでみえる。

これを衛星雲画像でみてみると、やっぱ寒気の雲だと思われます。
時間を追うごとに上空の北西風に沿って中禅寺湖方面から積雲が並んでいたのと
ひとつひとつの積雲は北西寄りの風に流されていたので、
筋状雲のこどもみたいな感じかも。

あとは栃木方面からの風と群馬方面からの風がぶつかっていた感じだったので
そこで積雲が発生したのかもしれない。

リアルタイムひまわり8号から↓
ちょっと落書きしました。◯で囲った部分が見えていた積雲っぽいかんじ。
衛星雲画像

で、とにかく風がものすごく強かったので11:45のMETAR追加。↓
15分ほど展望デッキにいたけど、撮影途中に飛ばされそうになったと思ったらガスト29ノットだったか(笑)

RJTT 210245Z 34019G29KT 310V010 9999 FEW035 10/M03
Q1015 RMK1CU035 A2997

1/8の積雲3500ft















2016.12/30 10:00ころ
はねだ羽田
RJTT 300100Z 34019KT 9999 FEW030 08/M07
Q1023 NOSIG RMK 1CU030 A3021

1/8の積雲3000ft

今日も天気いい!でもめっちゃ寒くて風強い!!!!
と思ったら19ノットか!!写真撮ってる時にあおられてヨロけてましたよ。

今日のMETARは山側は積雲出ててCUは納得だけど、
う〜ん、私だったら南側の雲は層積雲にしたいけどね(笑)

羽田羽田

ちょっとレンズ雲っぽくなった層積雲。
風が強くて塔状雲になった雲頂がバラけた感じになってる。

確かにこの塔状の層積雲は積雲っぽい感じだけど私は層積雲にしちゃいたい(笑)

でも積雲の発生する前とか消滅する寸前とかこう、雲底だったであろう部分が真っ直ぐした感じがもやもやっぽくなる感じになる。
ちょっと形容し難いので表現が伝わんないかもだけど。

まあちょびっとしか発生してなかったので無視されたかも(笑)


思ったけど、風が強い時にレンズ雲になる時と雲頂がばらけた感じになる時と大きくわけて二通り
あるけど、この違いがどこからくるのかまだわからないので今後の観察と勉強対象ですわ。

で、今日の雲は関東の寒候期に沿岸部に現れる層積雲。
脊梁山脈を迂回して風がぶつかるシアーラインとはまた別のやつ。(今日のは山岳波っぽいのも混じってた)
地形の影響で風が湾曲したり速度の違いから別の風系とぶつかる感じ。多分(笑)←文献がなかなかなくて自分の感覚。
(こちらも勉強します〜)












2016.12/3 10:30ころ
rjttjtt
RJTT 030130Z 35007KT 9999 FEW030 SCT050 14/02
Q1026 NOSIG RMK 1CU030 3SC050 A3030

1/8の積雲3000ft 3/8の層積雲5000ft)


いやあ〜今日はいい天気!朝は南部で高度高めの層積雲が出てたけど、
雲もだいぶとれてさわやかでした。

写真のちらほら見える雲は発散系の層積雲。
実際はもっとダイナミックに見えたんだけどな〜。。

こう、なんというか、形容し難いんですが、
手羽先みたいな雲片やピュッとした短いしっぽがついてる雲片は雲の発散時によく見られる。↓
jtt

実際見たときはもっと塔状雲っぽく見えたんだけどね。
雲底と雲頂で風向が違うような感じで乱れがあった。

山側は積雲が出てました。









2016.10/1 10:05JSTころ
はねだ1はねだ2
RJTT 010100Z 02009KT 9999 FEW008 BKN015 BKN030 20/18
Q1018 TEMPO FEW008 BKN012 RMK 1ST008 5SC015 7SC030 A3008

1/8の層雲800ft 5/8の層積雲1500ft 7/8の層積雲3000ft )


今日は雨の予報だったけど、なんとか(多少小雨みたいなのがパラッときたが)曇りベースで済んだ。
出かけている時だけは雨降らないというのはしょっちゅう。

今日の雲はぼんやりしていて動きも少なく、まあなんというかつまんなかった(笑)
だから写真をサラッと撮って、状況をサクッと把握して
5分もたたず飛行機も見ずに撤退。
ブライダル撮影もやってて、なんかいつもと違って展望デッキに人も多かったんでね。
レアな機体でも来るアレだったんだろうか。

メターの中に雲の予報が入ってる。時々雲底低くなるみたいだね。

雲はザッとみるとタワー側にはなんとなく層積雲の波状雲くずれの雲が見られたね。
北東気流の時はけっこう波状になりやすい。あとは層雲ちらほら。
層積雲2層になってる感じ。。と思ってメターで確認したら、おおー!2層じゃないか!
最近、観測員と見解が一緒だわ。
でもハネダにはワタシとは合わない観測員もいるよ(笑)

9:00のエマグラムで確認したところ、ま〜にぎやか。
ほとんど湿ってるんだけど、
下層に2か所、中層に3か所ほど逆転層や安定層があって、
層状の雲が重なってる感じだった。

見た目でも層積雲が2層を成してるのはうなづける。今日、飛行機乗りたかったな〜(笑)

昼過ぎくらいのメターに乱気流の観測入っていたけど、
逆転層の下が乾燥していた状態だったので対流でも起こったかもしれない。













2016.7/30 10:40JSTころ
羽田空港羽田空港
RJTT 300130Z 10005KT 9999 FEW020 28/22
Q1014 NOSIG RMK 1CU020 A2996

(1/8の積雲2000ft)

ちょっと写真に段差ついてすんません(笑)

今日のこの空を見た時「なんじゃこりゃ〜!」と思った。
この灰色の層、スメイズ層(煙とモヤの混ざったやつ。SMOKE+HAZE=SMAZE...確かそんな感じ)から
積雲の雲頂がちょこんと出てて不思議な感じがしたんだよね。

写真は小さくしちゃったから層積雲のようにみえるけど、
これは大気汚染の層。。!風弱いから仕方ないかね、都心だし。
光化学スモッグ発生しててもおかしくないよね。。となんとなく。

逆転層あんのかな〜。積雲の雲頂も抑えられてるし、なんといってもスメイズ層あるし。

で、タワー側の空は巻雲が出てました。かぎ状巻雲。
METARと写真は若干時間ずれてるので反映されてないけど、
まあFEW以下だし、出てたとしても無視確定かな(笑)


あと気になったのが、積雲の発生の仕方。
空港の周りに積雲があって、空港周辺だけ晴れてる感じだったので
多分、高気圧域内だと海陸風とかの関係で、内陸の風の収束してるとこに出来てるんじゃないか
と思ってアメダス(画像なし)とリアルタイムのひまわり8号の画像みてみた。。

ひまわり画像

うん。。なんとなくそれぞれの海陸風とぶつかってたり、地形の影響で速度収束してるらしいとこに発生してる感じ。
で、東寄りの風が卓越してたんで、時間追ってみてみたら雲も西に移動してた。おもしろい!だから雲ウォッチャーはやめられない(笑)












2016.5/28 10:30JST
ハネダ1ハネダ2
RJTT 280130Z 09004KT 5000 BR FEW010 BKN180 20/18
Q1009 NOSIG RMK 1CU010 7AC180 A2982

もや 1/8の積雲1000ft 7/8の高積雲18000ft )

展望デッキに降り立った時の率直な感想、
「視程わりーな〜!」(笑)

超もやってる!と思った(笑)
メターでも卓越視程5000mで「もや」になってるので納得。

もやもやしてる空は最初雲形がよくわからなかったけど、太陽が「高積雲」と教えてくれました。
上2枚の写真のもやもやしてるまだら模様が見えると思います。
多少、積雲ちらほら出てる感じ。

15分くらい経った時、少し雲にすきまが出来て「むらぐも」のようになりました。

10:45JST
ハネダ3

西側からまた天気が崩れてきてるから高積雲出るよね。ここで再度納得。
この高積雲は天気下り坂の高積雲ってことがわかる。
でも雨が降るかどうかは前線の位置で変わってくるので「下り坂」ってことしか観天望気ではわかんないことが多い。
ここを「ピシッ」とわかるようになるのが目標。なかなかムズイ。

天気が良くなる時も高積雲出るけど、あんまり知られてないね。
ベナール型対流になりやすい雲(
高積雲とか(巻積雲とか層積雲とか))は
天気が移り変わる時に出やすいから天気図と併用して空を見ないとね。
観天望気だけじゃキケンな雲。

衛星雲画像みると梅雨前線に沿った雲が日本の南岸、東西にはびこってるね(笑)
そろそろ梅雨入りかな〜。



そしてそして!
2016.5/29の朝。
ワタシが天気下り坂の高積雲と見積もっていたものはハズレまして(苦笑)、
とってもすがすがしく(多少もやってますが)晴れてます!
ハネダ空港7:30JSTのJALライブカメラより
ハネダ

ここで、自分自身の観天望気の質を高めるため、恥を捨て、あけっぴろげに検証(笑)

やっぱ高積雲の観天望気難しいね!

天気が悪くなる時とよくなる時の形がほぼ一緒なのと、
高積雲は増えたり減ったりしながら遷移するからカオスになるのよね。。

ジェット気流があんなに下がってくるとは思わなかった〜。見積もりを反省。

ここで昨日の観測時10:30JSTの気象庁発表の衛星雲画像(赤外)とその後の19:00の画像をみてみる。

衛星1

衛星2

ジェット気流さがって、しかも地上は高気圧になっていってた。
関東に注目すると明らかに晴れてきてますよね。

関東の南東端の勝浦のウィンドプロファイラでも確認できる。
20:00あたりから上層が乾燥してきてるね。
ウィンドプロファイラ

つーことで、昨日の高積雲は発散系のお天気回復の高積雲でした!
今日は九州からまた下り坂ですけど、これとはまた別の擾乱の高積雲だった、ということが確認とれたので注意しないとね(汗)

うーん!!観天望気歴、28年目に突入…!(歳くったな〜)
でもまだまだ未熟…!さらに精進つづけます。


まとめとして観測時刻から雲の発散までのMETARの羅列です。
16:00JST(0700Z)ころから高積雲の発散が顕著になった模様。

その後、CAVOKになってますね。。乱気流の観測があるけど、雲の発散時によく乱気流起こる感じするので
対流とか空気の沈降とかその類でしょうかね。フライトレコーダーのデータとか見てみたいね(笑)
専門家の方に聞いてみたい事項増加(笑)

RJTT 280130Z 09004KT 5000 BR FEW010 BKN180 20/18 Q1009 NOSIG RMK 1CU010 7AC180 A2982

RJTT 280200Z 10005KT 5000 BR FEW010 BKN180 BKN/// 21/18 Q1009 NOSIG
RJTT 280230Z 11006KT 5000 BR FEW010 SCT180 BKN/// 22/18 Q1009 NOSIG RMK 1CU010 3AC180 A2980

RJTT 280300Z 12007KT 6000 BR FEW015 SCT180 BKN/// 22/17 Q1008 NOSIG RMK 1CU015 3AC180 A2978 BR NE

RJTT 280330Z 11006KT 7000 FEW015 BKN170 BKN/// 22/17 Q1008 NOSIG
RJTT 280400Z 11006KT 7000 FEW020 SCT170 BKN/// 22/16 Q1008 NOSIG

RJTT 280430Z 11006KT 8000 FEW020 BKN170 22/15 Q1007 NOSIG RMK 1CU020 7AC170 A2976

RJTT 280500Z 13006KT 8000 NSC 22/16 Q1007 NOSIG RMK 3AC150 7AC170 A2976
RJTT 280530Z 17008KT 7000 NSC 23/16 Q1007 NOSIG RMK 7AC150 A2975
RJTT 280600Z 18006KT 140V210 8000 NSC 23/16 Q1007 NOSIG RMK 7AC150 A2975
RJTT 280630Z 18011KT 8000 NSC 22/16 Q1007 NOSIG RMK 7AC150 A2974
RJTT 280700Z 18009KT 9000 NSC 22/17 Q1006 NOSIG RMK 5AC150 A2973

RJTT 280730Z 18013KT CAVOK 22/16 Q1006 NOSIG RMK A2972 MOD TURB OBS AT 0707Z 13NM NE UTIBO BTN 13000FT   AND 11000FT BY B737
RJTT 280800Z 19010KT CAVOK 22/15 Q1006 NOSIG RMK A2973
RJTT 280830Z 21009KT 9999 FEW030 BKN200 BKN/// 22/15 Q1007 NOSIG
RJTT 280900Z 19009KT CAVOK 21/15 Q1007 NOSIG RMK A2975









2016.3/26
 10:42~10:58JSTの約15分間での雲の発散の様子。

10:42JST
ハネダハネダ2
タワー側はなんとなく波状雲。

10:51JST
ハネダ3ハネダ4
だんだんとすきま状の雲に移行。

10:58JST
ハネダ5ハネダ6
RJTT 260200Z 08006KT 9999 BKN045 09/M05
Q1021 NOSIG RMK 6SC045 A3015

6/8の層積雲4500ft )

ちょっとわかりにくかったかもだけど!
雲が徐々に発散して行ってるのがなんとなくわかると思います。

最初、発散してることに気づいたのは一部分だけスキマ状になっている
層積雲の端がレンズ状になっているのを発見した時。
お!これは雲が消散するかもしれんぞ〜!みたいな(笑)

それからあれよあれよという間に雲は無くなっていった…が最後まで見てない。
お腹空いたので食事に行ったから(笑)朝から忙しかったんでね。



こういう層積雲の発散は、
最初うねぐものような波状雲→ベナール型対流すきま状の雲+レンズ雲まじり→雲量が少なくなる
みたいな形態をとることが多い。
うねぐもにならずに、ベナール型対流になってレンズ雲から発散…みたいな時もあるし、
レンズ雲が現れずにベナール型対流のすきま状の雲から半透明雲のような、うすべったい雲になって発散するときもある。
おもしろいよね〜。


ベナール型対流ってのは…詳しいことは検索してください。。話が長くなるんで(笑)
とりあえず、細胞状の対流のことです。ひつじ雲とかソレ系の。
熱い味噌汁ほっぽっといたら中の味噌が細胞状になる…っていう有名な話あるよね。
ワタシは毎日味噌汁の中をみるよ(笑)
細胞状って言っても細かかったり粗かったりで面白い。多分蒸発の具合とかで変わってくるんだと思う。
なんだか理科の実験したい気分になってきた。

で、この雲は弱い冬型の時などに現れる関東地方特有の雲。毎度のことながら。
気象庁の衛星雲画像(可視)をみるとよくわかる。(落書きはワタシです)
可視画像
この雲のはじっこが関東沿岸部にかかってきてます。
でも今日は関東からみて(はるか彼方の)南海上に小さな低気圧があるのでその影響も混じってると思われます。

あとは、高気圧が関東南部からみたら北に偏ってるのでちょっと北東気流入ってきてたから曇ったってもあるね。。
今日も地上付近は北寄りだったけど、その上空は南西寄りの風吹いてたからね。
こういう時はうね雲のような波状雲が出やすい。波状雲じゃなくても層積雲あたり出やすいね。
…雲の発生は色々な要因が絡んでる感じ。

で、12時頃から雲はだいぶ発散したみたいでした。
地上風が南風に変わったからってのもあるかも。

山岳部があったまってるらしく、風は山の方に向かってました。
局地風の「山谷風」の谷風も気象要素に入ってきてるからけっこう今日の雲の発生や消散は複雑かも。
また午後になって気圧配置なり海陸風とか加わってくると雲の状態が変わってくると思うしね。












2016.3/12 10:30ころ
ハネダハネダ2
RJTT 120130Z 03011KT 9999 FEW020 SCT025 BKN045 07/02
Q1023 NOSIG RMK 1CU020 4CU025 7SC045 A3021

1/8の積雲2000ft 4/8の積雲2500ft 7/8の層積雲4500ft )

寒いっすね〜。
今日は北東気流の冷たい風吹いてました。

気象庁9時発表の地上天気図みると関東地方より北側に高気圧があることと、
等圧線の走向がだいたい北東ー南西なのが読み取れるし、東京も北東寄りの風なので
湿った冷たい空気が関東に流れ込んできたと思われます。
地上天気図
この天気図じゃあこの曇りがちの天気も仕方ない。

層積雲の下に発生してる積雲が灰色で一瞬層雲に見えた。
積雲も北東よりの風に流されてたけど、雲頂付近は風向が違っているような感じだった。
なんか雲が毛羽立ってたのでね。

9時の館野エマグラムをみると下層は湿った北東寄りの風、逆転層より上は南西寄りの乾燥した風が吹いていて、
その間で雲が発生している感じ。典型的っていったら典型的なんかね。










2016.2/7 10:15JSTころ
ハネダハネダ2

ハネダ3
RJTT 070100Z 35017KT 9999 FEW020 06/M06
Q1015 NOSIG RMK 1CU020 A2999

(1/8の積雲2000ft)

なんだか最近ほぼ毎週ハネダに来てる気がする。…てか来てる(笑)
朝、ハネダ周辺で用事があったのでついでに空港に来てみた♪


良く晴れてたけどめちゃ風強くて寒い!!17ノットだよ。。さみーわけだね。

タワー側は真っ青な青空!
山側は積雲ちらほら出てる。
南側は、遠くのほうに層積雲。

…だが。METARには反映されてないね。FEW以下だと無視だね(笑)
この層積雲は寒候期に現れる関東地方特有の雲。
(ちなみにサイトトップのイラストがそれをイメージしたものになってます。(2016.2/7現在))

中部山岳を迂回して分流した風が関東南海上で出会って風の収束がおこるメカニズムだそう。
このシアーラインの雲の端が見えてるって感じかね。
衛星画像で確認するとよくわかるね。



気象庁衛星可視画像を載せてみました。

点線で囲った落書きはワタシっす。
ここで収束されてるのとか、御前崎を起点として南側とか東側に雲が拡がってるのがわかる。
今日は関東南岸で止まってるね。

これが神出鬼没で拡がってくることもあるから忍者雲と呼ばれてるようです。
VFRで飛ぶパイロットの方には少々厄介らしい。
詳細な局地天気図を描いて局地低気圧を見つければ予報が可能と聞いたことがある。
衛星可視画像









2016.1/30 10:50JSTころ
ハネダ02ハネダ01
RJTT 300200Z 36012KT 9000 -RA FEW006 BKN010 BKN020 04/03
Q1020 NOSIG RMK 1ST006 5ST010 7SC020 A3013

弱い雨 1/8の層雲600ft 5/8の層雲1000ft 7/8の層積雲2000ft )

今日は雪が降らなくて良かった〜。
北部では降ったみたいだけど。

子供の頃は雪降るとワクワクしてた気がする。

今日は北東気流強くてめちゃ寒くて早々と展望デッキから退散(笑)
層雲が北側からどんぶらこっこと流れてくるのが印象的でした!思い出しただけでも寒くなる。

山側の方はすこ〜しうねぐも(波状雲)になってました。
わかりにくいけど左の写真に写ってます。

このくらいの雲の状態だと層積雲って判断する観測員もいるね。

前線上に発生した低気圧は東に抜けつつあるんだけど、前線は停滞しそうって感じ。
こういう時は北東気流が入ってきて天気の回復が遅れる傾向あるけど、そういう時にうねぐもが出やすい。
(うねぐもは下り坂の指標だけど、実は晴れる傾向のうねぐももある)
今日は一日天気悪いっすね。予報通り。

で、帰って来て上空の様子見てみたら凄いことになってました!
ジェット気流すさまじい!!
衛星画像でもトランスバースバンド確認できるし、
鉛直シアーが大きいらしい。
乱気流も多数発生してる模様。おつかれです!


画像ざりざりですんません。気象庁発行の悪天解析図です。↓(山型のシンボルが乱気流観測)

@とAのとこで発生してるのがわかる。@の状況は凡例でみるとMOD TO SEV CAT FL240/330 MOV E 20KT NC (JET SPLIT,VWS)。
Aは
MOD TO SEV CAT FL170/250 MOV E 20KT NC (JET FRONT,VWS)
(@「もだつーしびあ(並〜強)」の晴天乱気流(キャット)がフライトレベル240〜330で観測 Aフライトレベル170から250)

東へ20ノットで移動してて変化なし、原因はジェット気流の分流場、風の鉛直シアーだそう。Aはジェット気流の前線と風の鉛直シアーだそう。
いやはや。最近は極端な気象でジェット気流も大暴れってとこでしょうか。とりあえずお疲れ様!
悪天解析図









2016.1/17 10:50〜11:10の雲の様子。

ほんの20分ほどで層積雲が北側に増えました!
時系列でどうぞ。

ちなみに10:30のMETAR↓
RJTT 170130Z 36008KT 9999 FEW030 SCT040 BKN/// 06/M02
Q1022 NOSIG RMK 1CU030 3SC040 A3021

(1/8の積雲3000ft 3/8の層積雲4000ft 5/8〜7/8の雲量の雲高度不明とありますが上層雲のことです。



2016.1/17 10:50JSTころ
ハネダ01ハネダ02

高度高めの層積雲。みため高積雲でもいいくらいだね。このくらいだと
観測員によって見方が分かれるので、ぶっちゃけ基準をなんとかしてほしい(笑)

巻層雲みたいな上層雲もある。
タワー側に長い層積雲のレンズ雲がある。
層積雲の消散・発生するときに端のほうがレンズ雲になることが多い。
レンズ雲も見つつ、全体像をみるとシャラシャラした感じの雲だったので増えそうな予感した。

2016.1/17 10:55JSTころ
ハネダ03ハネダ04

タワー側のは一瞬消えたが、南側のほうはじわじわ増えていってる。。
この、ひとつひとつの雲が触手のようにシャラシャラ伸びてる感じ。。これは急速に曇って来る時が多い。
見た目は蜂の巣状雲。蜂の巣状雲は晴れる傾向もあるけど、曇りベースが多い雲。

こま切れでシャラシャラしてるものは天気急変の傾向あり。
飛行機雲もあるね。

2016.1/17 11:00JSTころ
ハネダ05ハネダ06
RJTT 170200Z 01008KT 9999 FEW035 SCT060 BKN/// 06/M02
Q1022 NOSIG RMK 1SC035 4SC060 A3020

(1/8の層積雲3500ft 4/8の層積雲6000ft 5/8〜7/8の雲量の雲高度不明とありますが上層雲のことです。

じわじわと層積雲が増えていってます。タワー側にも層積雲が押し寄せてきた。




2016.1/17 11:05JSTころ
ハネダ07ハネダ08

このシャラシャラしたこま切れカオス状態の蜂の巣状雲(笑)どんどん雲増えてるね。。

2016.1/17 11:10JSTころ
ハネダ09ハネダ10

南側はけっこう雲が厚くなった。

参考に11:30のMETAR↓

RJTT 170230Z 01006KT 9999 FEW035 BKN060 07/M02
Q1022 NOSIG RMK 1SC035 7SC060 A3019

(1/8の層積雲3500ft 7/8の層積雲6000ft


この雲の拡がりは色々天気図とかみてみると、どうやら寒候期に発生する関東の南海上で発生する
風のシアーラインの影響で発生する雲が陸上に拡がってきてるみたい。衛星画像でみるとよくわかる。

西側に前線があるし、850hPa前後で南寄りの風が吹いてたのでもしや沿岸前線??
と思ったけど、ちょっと違うかも。
もともと高気圧が北に偏ってるってのもあって朝と比べて北東寄りの風に変わって気圧も低くなってきてる
のもあるし、雲の発生は複合要因だと思う。


まとめとしてMETARを羅列しました。
00Z(9時)前後に雲の消散があったようだけど、
乱気流も確認されてるので何か関連ありそうだね。


RJTT 170600Z 04007KT 9999 FEW030 BKN050 08/M00 Q1021 NOSIG RMK 1CU030
7SC050 A3015
RJTT 170530Z 05009KT 9999 FEW030 BKN050 08/M01 Q1020 NOSIG RMK 1CU030
7SC050 A3012
RJTT 170500Z 04007KT 9999 FEW030 BKN050 08/M01 Q1020 NOSIG RMK 1CU030
7SC050 A3013
RJTT 170430Z 03007KT 9999 FEW030 BKN050 08/M02 Q1020 NOSIG RMK 1CU030
7SC050 A3015
RJTT 170400Z 03008KT 9999 FEW030 BKN050 08/M02 Q1021 NOSIG RMK 1CU030
7SC050 A3016
RJTT 170330Z 03009KT 9999 FEW030 BKN060 07/M02 Q1021 NOSIG RMK 1CU030
7SC060 A3015
RJTT 170300Z 03007KT 9999 FEW030 BKN060 07/M02 Q1021 NOSIG RMK 1CU030
7SC060 A3018
RJTT 170230Z 01006KT 9999 FEW035 BKN060 07/M02 Q1022 NOSIG RMK 1SC035
7SC060 A3019

RJTT 170200Z 01008KT 9999 FEW035 SCT060 BKN/// 06/M02 Q1022 NOSIG RMK 1SC035 4SC060 A3020

RJTT 170130Z 36008KT 9999 FEW030 SCT040 BKN/// 06/M02 Q1022 NOSIG RMK 1CU030 3SC040 A3021

RJTT 170100Z 03008KT 9999 FEW030 SCT040 06/M01 Q1023 NOSIG RMK 1CU030 4SC040 A3021

RJTT 170030Z 01011KT 9999 FEW030 SCT/// 05/M02 Q1023 NOSIG RMK 1CU030 A3022

RJTT 170000Z 02010KT 9999 FEW030 05/M01 Q1023 NOSIG RMK 1CU030 A3021
 MOD TURB OBS AT 2340Z 20NM S ADDUM BTN 10000FT AND 7000FT IN DES BY B738

RJTT 162330Z 04010KT 9999 FEW025 BKN035 04/M00 Q1022 NOSIG RMK 1CU025 6SC035 A3021

RJTT 162300Z 05009KT 9999 FEW030 BKN035 04/M00 Q1023 NOSIG RMK 1SC030 7SC035 A3021
 
MOD TURB OBS AT 2240Z 15NM S ARLON BTN 12000FT AND 8000FT BY B737

RJTT 162230Z 04010KT 9999 FEW030 BKN035 04/M01 Q1022 NOSIG RMK 1SC030 7SC035 A3019
RJTT 162200Z 02010KT 9999 FEW030 BKN035 05/M02 Q1022 NOSIG RMK
1SC030 5SC035 A3018
RJTT 162130Z 03008KT 9999 FEW030 SCT035 05/M02 Q1021 NOSIG RMK
1SC030 3SC035 A3017
RJTT 162100Z 04008KT 9999 FEW030 BKN035 05/M02 Q1021 NOSIG RMK
1SC030 7SC035 A3016
RJTT 162030Z 02007KT 9999 FEW030 BKN035 05/M02 Q1021 NOSIG RMK
1SC030 7SC035 A3016
RJTT 162000Z 02009KT 9999 FEW025 SCT035 05/M02 Q1021 NOSIG RMK
1CU025 4SC035 A3015
RJTT 161930Z 03010KT 9999 FEW025 05/M02 Q1020 NOSIG RMK 1CU025 A3014
RJTT 161900Z 03009KT 9999 FEW025 BKN040 05/M02 Q1020 NOSIG RMK
1CU025 5SC040 A3014
RJTT 161830Z 02011KT 9999 FEW025 SCT035 05/M03 Q1020 NOSIG RMK
1CU025 4SC035 A3014






。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。





2015.12/5 11:00JSTころ
RJTT富士RJTT
RJTT 050200Z 25006KT 180V290 9999 FEW030 16/M02 Q1013 BECMG 21008KT

(1/8〜2/8の雲量の雲3000ft)


めちゃくちゃ晴れてますー!
写真では見えないくらいですけど、積雲が北側の方にちらほらとありました。

ちと気になったのが大気下層の大気汚染。都心方向が霞んでたわ。
風弱いから溜まったんかな。。
大気汚染系は大学時代に勉強したはずなのにすっかり忘れてしまったよ!!!!
ちょっと調べてみっかな。。



今日のメターはRMKが無い。雲形が書いてないとつまらんな〜(笑)

そんなに風が強くなかったので日差しがあったかかった。
お散歩日和♪


そんで、富士山が凄い見えたので感動した!

ので最大望遠でシャッター切った(笑)

RJTT富士


そしてそして!写真撮りまくってたら、なんか飛行機とかヘリとかとは違う動きをした物体が!!!
ついにUFO出現か???(笑)

UFO??

とか思って拡大してみたら飛行船でした!!!!
なんじゃ〜!!(笑)

飛行船は案外頻繁に飛んでるよね。都心でよく見かけるよ。



でも飛行船の下の黒いカゲ。。。これはなんだ??

未解明のものがあるって面白い。


飛行船





2015.10/24 10:15JSTころ
羽田、巻雲と積雲

羽田羽田2
RJTT 240100Z 10004KT 8000 FEW015 SCT030 19/15
Q1014 BECMG 18010KT RMK 1CU025 3CU030 A2997

(1/8の積雲1500ft 3/8の積雲3000ft )

今日は羽田周辺に来ていたということもあり、
30分だけ時間あったのでふらっと空港に寄ってみました〜♪

なんだかまたぼんやりしてるね、今日の空も!
みたところなんとなく上層雲も出てる感じしたけど、
10時のMETARには反映されてないね。
特にこのタワー側のとこ。上層雲出てるよね。積雲のちぎれ雲も混ざってるけど、上のほうにうっすらと。。

下層雲が消散するときの煙霧層を上層雲と見間違えそうになるけど、
これは煙霧層じゃないとワタシは思う。
まあ、確かに積雲の煙霧層もある(写真右側)けど、上層雲だよ!(笑)

そこで10:30のMETARみてみるとブロークンで雲高度不明(上層雲)となってますですよ。

RJTT 240130Z 07004KT 9000 FEW015 SCT025 BKN/// 19/15
Q1014 BECMG 18010KT RMK 1CU015 3CU025 A2995

雲は消散したり発生したりが激しいから観測は30分毎でも足りないよね。
スペシャル通報とかだとシビアな天気な時はある閾値を超えた場合は
定時以外でも観測するけど、いや〜観測員は大変だよ。


しかし、今日の雲は見づらかった!サングラス欲しかったね。

METARは南風に変わる予報になってる。
そっか。寒冷前線通るんだよね、これから。
北側の前線に向かってそろそろ南風が吹き込んでくるってやつか。
そして南西よりの風になって。。前線が。。。

つーか、明日朝冷え込むかも!25日の00Z(9時)の850hPa気温予想図どうなってます??
。。。

げ!0℃の線が超南下。。南関東はざっと見で6度と3度の間
で4度とか5度とかだから、ワタシは地上気温に直す時プラス9度しちゃう。

(断熱減率とかおおざっぱに計算したらこの数値が一番近似できそうでなんとなく良かったから(笑))
すると13℃とか14℃。。

総観規模の天気図だからおおざっぱで誤差が大きいけど。う〜む、それでもさむそうだ。

とりあえず、さむがりなんでね。。。










2015.10/10 10:30JSTころ
csascsas
RJTT 100130Z 09005KT 9000 FEW025 BKN/// 19/14
Q1013 RMK 1CU025 A2994

(1/8の積雲2500ft 5/8〜7/8の雲量の雲高度不明とありますが上層雲のことです。

はい、巻層雲が濃密な空で全体的にぼややんとしてます。
このところハネダに行く度にぼんやりした空です。

見たところ高層雲になりかけてる、あるいは一部分がもうすでに
高層雲となっている巻層雲です。
タワー側は10分ほど前には少ーしだけ青空が見えていたのですけど、
いつの間にか雲が厚くなってました。

若干波状になっているところもありました。
巻層雲の波状雲は悪天の兆しです。

asmam
高層雲の乳房雲。
何度も書くようだけど、厚い上層雲の下に現れる高層雲などの
乳房雲は悪天の兆し。雲が厚くなるようだと
雨域が近づいている指標となります。

参考にレーダー画像と衛星赤外画像。
レーダー
(CBCレーダーから)
おおー!教科書的な感じ。こういうのみると
まだ気象は完全におかしくなってないと安心できる(笑)
雨域からの距離からみて濃密な上層雲や高層雲が出やすい雰囲気。

赤外画像
(気象情報通信株式会社から)
おお〜!トランスバースっぽい上層雲だね。
乱気流に注意って感じ。

ジェット気流の位置が気になる。
200hPaの天気図とか鉛直断面図とかみてみると
00Z(9時)では北緯35度前後にあったっぽい。
鉛直シアーもあったと思うのでトランスバース系の雲の発生は納得。

パッと見、全体的に巻層雲だったのが
だんだんと高層雲の割合が増えていっている感じでした。


個人的にはこういう雲は面白くない。。(笑)
だって空一面ほとんど一様だからさ。もうちょっと高積雲とか見たかった(笑)






2015.9/5 10:40JST
層積雲と巻雲層積雲と巻雲
RJTT 050130Z 04008KT 9999 FEW020 BKN045 BKN/// 27/20
Q1011 BECMG 08010KT RMK 1CU020 6SC045 A2987

(1/8の積雲2500ft 6/8の層積雲4500ft 5/8〜7/8の雲量の雲高度不明とありますが上層雲のことです。


今日の空もぼや〜んとしてました。
タワー側(北側)に見える若干うねぐもになってる層積雲の雲底がレンズ雲っぽくなってます。
大抵、雲が発散するときにレンズ状になるんだけど、
急激に曇るときにもレンズ状になるのできょうは区別が付けづらかったです。

なんせ今日は北東気流吹いてますから。層積雲が出て拡がる場合もあるのでね。。

その後雲が消えていったのでこれは発散タイプだったんだ!!とわかりました。
でもこのレンズ雲になってからの発散は一時的なことが多い。。。
長年見ててもまだわからない。観天望気は難しいね。

あとは上層雲。
巻雲が卓越してました。

あ〜、METARよ…上層雲は高度不明にしないでほしいのが本音。。(笑)

左の写真、ぼんやりしていて見づらいけど、
太陽の光が雲の間からさし込んでいて神秘的になってます。
降水雲と似てる感じだけど、違う感じ。レーダー画像にも雨降ってなかったし。
煙霧層が幻想的な感じを演出してます。が。。
う〜ん、わかりづらいかい。。??









2015.8/1 10:55JST
羽田羽田2
RJTT 010200Z 12009KT 5000 FEW020 32/26
Q1010 BECMG 18012KT RMK 1CU020 A2984


(1/8の積雲2000ft )

なんだかぼんや〜りした空でした。
METARでは卓越視程5000mでしたので納得。
水蒸気多そう…とか思ったけど
湿数(気温ー露点温度)は6度なのでそんなめっちゃ湿ってます!って感じじゃない。
専門天気図の予想図の解析時には湿数6度以下の範囲に色をつけると教えて貰ったので
若干湿ってる系(笑)
(ちなみに実況解析の850hPa・700hPaは湿数3度未満のとこに色つける。)

とりあえず暑かった!今日のメターはTREND(着陸用飛行場予報)が入ってる。
風が変わる予報。。

雲がほとんど無いからつまらんな〜(笑)







2015.7/19 10:30JST
濃密巻雲高積雲と巻雲
RJTT 190130Z 19013KT 9999 FEW025 BKN/// 32/23
Q1012 NOSIG RMK 1CU025 A2988

(1/8の積雲2500ft 5/8〜7/8の雲量の雲高度不明とありますが上層雲のことです。

METARに物申す!!(笑)
右の写真は遠くの方(南側)に雲量少なめの高積雲が出てるんですけど、
FEWくらいでもMETARに反映してほしかったな〜。
風強くってレンズ状の高積雲になってたし。
中層雲ってこの程度だと無視されるんだっけ?(笑)

午後、高積雲が拡がってきたらようやくMETARに反映された感じ。

あとは巻雲の濃密雲。タワー側にみえる下の方のもの。今日のは凄くきれいでした。
上の方は薄い巻雲です。右の写真では飛行機雲が崩れて上層雲に変化している途中の雲もあります。
積雲はちらほら出てました。写真では見えないくらい小さく映ってます。

いや、しかし暑かった!
展望デッキに1時間弱いたけど、ホントのぼせました。





2015.7/4 10:42JST
7月5日ハネダ7/4ハネダ
RJTT 040130Z 17012KT 9999 FEW006 BKN200 BKN/// 24/21
Q1008 NOSIG RMK 1ST006 6AC200 A2977

(1/8の層雲600ft 6/8の高積雲20000ft 5/8〜7/8の雲量の雲高度不明とありますが上層雲のことです。

ちょっとMETARとずれてる写真だと思うんだよね。。
もしかしたら10分くらいで雲の様相が変化したかも。
その後10分以内で乳房雲が発生したし。。

素人目だけど、一応見解は書いておきますm(__)m

タワー側は層雲から積雲に変化しつつある状態で私は積雲だと思います。
上層雲はMETARには高度不明で表現されていて変化はないと思います。
20000ftの高積雲は高度が下がった高積雲になってる感じです(右の写真)

ほんの10分で雲が変わることもザラなのでなるべくMETARと同時刻で空をみたいんですけど(>_<)
今日はちょっと時間なくてこの写真で勘弁してください。


濃密な巻層雲
濃密な巻層雲(上層雲)
高層雲に近い感じです。

7/4 10:49JST
高層雲の乳房雲 
ほんのちょっとの間に巻層雲の下に高積雲の乳房雲ができました。
上層雲の下の乳房雲は下り坂の指標。
こういうパターンは上層雲・高積雲の湿り域の下に乾燥した空気がある時が多いです。
(乳房雲は乱気流起きやすいそうです)

こちらも高層雲寄りのものだと思う。
こういう雲は高層雲の乳房雲なのか高積雲の乳房雲なのかわかりにくい。






2015.5/30 10:50JST
羽田空港530.1羽田空港530.2
RJTT 300200Z 11008KT 9999 FEW025 24/18 Q1001 NOSIG RMK 1CU025 A2958

(1/8の雲量の積雲2500ft)

タワー側に巻雲と遠くの方に少量の積雲がみえます。
右側の写真では地平線に近いところに小さくみえる積雲がありますね。

暑い日でした〜!初夏じゃない!もう夏本番だ!

といいたいところだけど、天気図みてみると大陸から移動してきた高気圧
なのでカラッとしてるし、やっぱ違うか…という感じ。
ここは日本ですか??カリフォルニアかどっかですか〜?!
と言いたくなりますよ。突っ込みどころ満載のお天気。

今後、この地球規模の気圧系が変化してくると大変ですわね。。
ますます極端化しますから。
飛行機の運航へも影響あると思うのでこれからのパイロットの方は大変です。

この日はタワー側にかぎ状の巻雲がちらほらっと出てました。↓
羽田空港530.3
フワフワしてる巻雲。。羽毛みたい。

でもFEWくらいの雲量の上層雲はMETARに反映されてない気がする。
自衛隊の基地とかはどうだったかな。。けっこう細かいとこまで
書いてあるからね。。
そういう細かいとこは勉強してないのでちょっと調べてみよう。








2015.4/29 10:35JST
ハネダ01ハネダ02
RJTT 290130Z 160010KT 9999 FEW025 BKN/// 21/13 Q1017 NOSIG
RMK 1CU025 A3005

(1/8の雲量の積雲2500ft、5/8〜7/8の雲量の雲で高度不明
(RMKには書いてありませんが上層雲のことです))

今日は積雲ちらほら、うすぼんやりと巻層雲がかかり、その下に巻積雲の乳房雲が出てました。
時間が経つごとに乳房雲のかたまり部分から尾流雲が出てなにやら不気味な様相でした。
この上層雲は日本の南海上にある前線の影響です。

巻層雲の下層にでる巻積雲の乳房雲は天気下り坂の指標ですけど、
北側の上層雲(巻層雲)が薄く、青空が見えていたので
一過性の傾向が強かったと思う。。

普通は順調に低気圧が東進して雨域が近づくときに現れやすいんだけど、
低気圧や前線が観測地点に近づいただけで出ることもよくあるので観天望気しずらい雲の一つです。

ハネダ03
巻層雲の影響で太陽がぼんやりみえていて、
さらにその下に巻積雲の乳房雲がみえます。

ワタシが見た感じでは上層雲は2層になってました。





2015.4/25 10:55JST
高積雲01高積雲02

高積雲03
RJTT 250200Z 08009KT 9999 FEW030 BKN080 19/10
Q1016 NOSIG RMK 1CU030 6AC080 A3002

(1/8の積雲3000ft 6/8の高積雲8000ft )


いや〜、こちらも層積雲と迷ったけど、「これは、この感じは…高積雲寄りだ!!高度低めの高積雲!!」
と念じてMETARをみてみると高積雲でした!おおー!、このバージョンの雲では観測員と見解が珍しく一致したね。

それにしてもまたしても波状雲!わかります?少し波打ってるの。

タワー側は波状雲じゃないんだけど、南東側から北西の空にかけて顕著に表れてました。
下の写真は南側(写真下の方)が発散域になっていてレンズ雲のようになってます。
雲が発散するときにレンズ雲になるときがあります。

高積雲の波状雲は出現頻度高いから珍しい雲ではないんだけど、
美しいので見とれてしまいます。

話は元に戻って…高度低めの高積雲は観測員によっては層積雲と判断されるし、
上の写真のような雲は層積雲と似ていて紛らわしいから
人によって判断が分かれることが多いと思う。

でも大抵7000ftは高積雲の下限、6000ftは層積雲の上限となってること多いから
航空地方気象台の人に聞いてみたい。高積雲と層積雲の境界になってるのかどうか。。

何度も思うんだけど、パイロット側からすれば、層状雲だしやっぱりそう大したことないんじゃないかとか思う。
いつか聞いてみたい。この頃気象台の見学とか行ってないしね。



中層とか下層の雲の波状雲の中って乱気流あるんだろうか。

上層雲だとジェット気流の影響などで巻雲のトランスバースラインとか
それ系の雲が出来て乱気流の指標になってるけど。。

何年か前に層積雲の波状雲が発生した時に、飛行機に乗った先輩に聞いてみたりした。
若干揺れると言っていた。でも揺れないこともあったとも言っていた。

でも高積雲の波状雲はどうなんだろう。
波状雲は上空の風シアーがあるときに発生したり、密度の違う空気がぶつかって
できたりするし、乱気流起きそうな感じするよね。



層状雲って積雲系の雲に比べたら穏やかな感じだけど、
雲の上に逆転層が出来ていて風が強いことが多いから
弱いながらも乱気流起きそうな気もするんだけど、どうなんだろ??

長年現場の人に聞いてみたいと思い続けてる事項。
なかなか機会なくて聞けずじまい。
自分も忘れてるし(笑)



この40分後、すっかり晴れてほとんど雲はとれていた。
高積雲04

やっぱりあのレンズ状の波状雲は発散系の雲だったんだね。

でも波状雲が出た時は油断禁物。
この雲の発散が一時的なことがあるからね。。





2015.4/4 10:55(左)・10:48(右)JST
波状層積雲1波状層積雲2

10:50JST
波状層積雲3

RJTT 040200Z 04017KT 9999 -RA FEW015 BKN045 12/06
Q1020 NOSIG RMK 1CU015 7SC045 A3013

弱い雨 1/8の積雲1500ft 7/8の層積雲4500ft )

今日は層積雲の波状雲出てました!!
こんなにキレイなものは久しぶりで超感動!!!!!

強風かつ雨がぽつぽつ降っている中でガンガン写真撮ってました(笑)
空港行ってほとんど飛行機みてないのワタシだけ。。(笑)
わかります??雲が波のようになってるの。

この層状の波状雲が出る時は天気は曇りベースの時が多いね。
雨はぱらつくこともあるけど、ザーザー降りにならないっていうか。

地上が北東気流なんだけど、その上空の風は弱くなってるので
境界面で雲が出来てると思われます。





2015.3/14 11:00JST
羽田空港、巻層雲卓越1羽田空港、巻層雲卓越ぼんやり高積雲

RJTT 140200Z 09010KT CAVOK 10/M03 Q1019 NOSIG RMK A3009

雲と視程と天気良好

見た目、巻層雲とぼんやりした高積雲(右の写真…わかりづらいですが。。)
なんとなく全体的にぼんやりしてる感じです。

…てかキャブオーケーだよ。
なにキャブオーケーって(笑)
雲の種類書いてほしかったな。。(笑)
いや、わかるよ、ほとんど上層雲だし、積雲系の雲ないし
いいんだけど。空港の天気良好の値に沿ってるのは重々わかるんだけど。。!

いやいや、趣味の域にしちゃいけない(笑)

キャブオーケーだからって快晴ってわけじゃないんだよね。
昔は間違って覚えてた。。
空港ごとに決まってる指定された値よりいいってことなんだよね。。

自衛隊の基地は上層雲の高度書いてくれてるからそんな風にしてくれるとありがたい。
ということで、同時刻の比較的空港から近い木更津基地のMETAR↓

RJTK 140200Z 35011KT 9999 FEW030 SCT100 BKN200
12/M05 Q1019 1CU030 3AC100 5CI200 A3009

(1/8の積雲3000ft 3/8の高積雲10000ft 5/8の巻雲20000ft)

ここでは上層雲は巻雲になってるね。






2015.1/31 13:19JST
2015.1.31 13:192015.1.31 13:19

RJTT 310400Z 33023G36KT 9999 FEW030 SCT080 10/M10 Q1009 NOSIG RMK 1CU030 3AC080 A2981

(1/8の積雲3000ft 3/8の高積雲8000ft)

すごい真っ青な空!!テンション上がりますよ(笑)
タワー側に見えるのは積雲(扁平積雲)で、右の写真の奥が高度の低い高積雲。

でもこういうのはワタシは層積雲にしちゃうな〜。
しかも塔状の層積雲。確かに全体像は高積雲っぽかったけど、納得いかんね(笑)
でもMETARは全体像をみて観測したものを出すと思うので趣味の域にしちゃいかんか(笑)





2014.12/20 10:44JST
2014.12.20 10:44

RJTT 200200Z 33005KT 300V010 8000 -RA FEW025 BKN035 BKN150 08/01 Q1021
NOSIG RMK 1CU025 5SC035 6AC150 A3016 P/FR

弱い雨 1/8の積雲2500ft 5/8の層積雲3500ft 6/8の高積雲15000ft)

層積雲の合間からぼんやりとした高積雲が少しだけ見えてました。
この観測員はいいよ(笑)





2014.11/1 11:32JST
2014.11.1 11:32

RJTT 010230Z 32005KT 4500 SHRA BR FEW015 BKN025 BKN045 17/15 Q1018
NOSIG RMK 1CU015 5CU025 6SC045 A3006

しゅう雨 1/8の積雲1500ft 5/8の積雲2500ft 6/8の層積雲4500ft)

とりあえず雨降ってました。






2014.8/3 13:07JST
2014.8.3 13:072014.8.3 13:07

RJTT 030400Z 19018KT 9999 FEW025 FEW030CB SCT/// 35/22 Q1007 NOSIG
RMK 1CU025 1CB030 A2975 CB NW

(1/8の積雲2500ft 1/8の積乱雲3000ft 3/8〜4/8の雲量の雲で高度不明(ここでは上層雲))

北西の山側に発生した積乱雲からのかなとこもどきの巻雲がこちらまで拡がってきていて圧巻です。







2014.7/12 12:50JST
2014.7.12 12:50

RJTT 120400Z 12006KT 9999 FEW025 SCT/// 30/24 Q1002 NOSIG

(1/8〜2/8の雲量の雲2500ft(RMKがなく書いていませんがここでは積雲)、
3/8〜4/8の雲量の雲で高度不明(METARには書いてありませんが上層雲のことです))

写真左側に積雲が見えます。あとは巻雲が卓越。








2014.7/5 14:12JST(日本時間)
2014.7.5 14:12

RJTT 050500Z 06012KT 9999 -RA FEW010 SCT015 BKN025 22/20
Q1008 NOSIG RMK 1CU010 3SC015 5SC025 A2979

(弱い雨 1/8の雲量の積雲1000ft 3/8の層積雲1500ft 5/8の層積雲2500ft)

2層の層積雲になってる観測データです。
ちらほら積雲も見えます。

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